大阪の南の玄関口のひとつはJR天王寺駅で、阪和線が堺・和歌山へ、更に紀勢本線で南紀へとつないでいます。
途中、堺市の鳳駅から海側に向け「羽衣線(阪和支線)」が分岐しており、東羽衣との間(1.7㎞)を結んでいます。終点の東羽衣からは、目と鼻の先に、南海の羽衣駅があり、そこからは、高師浜迄の1.5㎞を、高師浜線が結んでいます。羽衣支線は浜寺海水浴場への輸送、高師浜線は住宅開発に伴い敷設された路線のようです。
〔天王寺駅〕
環状線経由で阪和線に入るオーシャンアロー
天王寺発着の阪和線列車
京橋始発で環状線(大阪経由)からの、「関空・紀州路快速」に乗ります。堺市、三国ヶ丘(南海高野線 乗継)と停車。およそ15分で鳳に到着します。
鳳で下車。羽衣支線に乗り換えます。
鳳で下車。ホームから、羽衣支線の列車が見えます。
225系3両編成のワンマン列車が、入線。折り返し東羽衣行となります。右手前は,線路の撤去跡でしょうか
およそ3分で、東羽衣に到着。休日にも拘らず、高校生が多数乗ってきました。
行き止まりの線路の先は、南海本線が走り、高架の下り線を走る電車が見えます
折り返しの鳳行が出ていきます。日中の時間帯は上下4本/時のダイヤです。
線路の行き止まり部はコンクリートの壁に囲まれれています
東羽衣から、徒歩で2~3分の南海羽衣駅に向かいます。JRにも乗り換え案内表示があります
高架工事に併せてリニューアルしたと思われる南海羽衣駅(下りのみ高架)
難波方面の地上ホームの先端、切り欠き形状の高師浜線ホーム(左は本線)
2両ワンマン電車が高師浜から、到着。折り返し高師浜行きになります
単線路線を走り、途中伽羅橋(きゃらばし)に停車し、およそ4分で到着。
高架のホームの先は行き止まり線らしく、車止め。駅舎は階段を下りた1階
駅舎は、レトロモダンなもの。正面上部にはステンドグラス風な窓があります。
南海本線で難波方向に戻り、岸里玉出で下車。汐見橋線に乗り換えます
汐見橋線の短いホームは本線の通過線の向こう側の天下茶屋方にあります。
岸里玉出のホームの駅名標は高野線のラインカラーのグリーンがベース
列車は、2両編成のワンマンカー、1編成で折り返し運転のようです。
ノスタルジックな駅舎やホームの駅に停車して行きます。線路も複線で、往時をしのばせます
汐見橋到着です。改札を出ると隣には、阪神西大阪線(地下)の桜川駅の入り口がありました。
電車は折り返し岸里玉出行きとなります。左手は阪神高速の橋桁。
各線の列車本数や、利用状況等
今回は、駆け足のスケジュールとなりましたが、途中下車しながら、ゆっくり巡ってみたいと思います