「天井川」:洪水を防ぐため、川の両岸につくってきた堤防、これにより、土砂が川底に堆積すると洪水の危険が高まる為,​堤防を高くしていきます。これを繰り返すことによって、川底が周囲の土地よりたかくなってしまったものです。どこにでもあることは無いので、河川の三要素、「浸食」「運搬」「堆積」の条件が揃ったということでしょうか。

​天井川の多くは、滋賀県、京都の山城地区にあるようです。天井川が多い、木津川沿いを走る、奈良線、学研都市線、琵琶湖に注ぐ野洲川の支流をトンネルや跨線橋を潜り通る路線を訪ねました

天井川の生成2021-3-1.jpg

天井川と学研都市線

京田辺駅周辺です

防賀川トンネル 同志社前方

防賀川隧道

防賀川 川跡

防賀川は切り下げられています右手小山の辺りがトンネル部分

馬坂川跨線水路橋

馬坂跨線水路橋 煉瓦製三連アーチ橋

馬坂川 水路 

馬坂川水路 水は流れていない

馬坂川跨道水路橋

府道を跨ぐ馬坂跨道水路橋

天神川トンネル 京田辺側

天神川トンネル(京田辺~大住)

京田辺 防賀川・馬坂川・天神川〔国土地理院地図〕.png

木津川左岸、支流の防賀川、馬坂川、天神(津)川のある、京田辺市の地図。

​右上が木津川。

京田辺市国土地理院地図

天井川と奈良線

一方、木津川右岸を走る奈良線も、天井川を潜る箇所が何か所かあります

棚倉駅から玉水駅の間の4箇所の天井川の隧道や、跨線水路橋を紹介します

不動川・天神川・渋川.png
天神川・渋川・玉川.png
 
​不動川

棚倉~玉水周辺の国土地理院地図

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不動川トンネル₍(棚倉側)

不動川

​不動川、両岸に道路が整備され、訪れた3月には桜が咲き始めていました

不動川隧道 玉水側

​不動川トンネルを玉水側から、棚倉駅が見える

​天神川
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天神川は跨線水路橋(棚倉側から)

天神川

天神川。片側に歩道があります。

跨線箇所辺り

天神川 跨線水路橋 玉水側

天神川跨線水路橋 玉水側から

​渋川
渋川跨線水路橋

渋川跨線水路橋を潜る221系奈良行(棚倉側から)

渋川

渋川 護岸工事され、桜並木もある

渋川 川岸から奈良線列車

渋川岸から、奈良行き205系電車の行く田園地帯を俯瞰

​天神川
玉川 跨線水路橋 近影
青谷川T 山城多賀側.jpg

玉川跨線水路橋

(市街地に下る道路から 玉水駅側)

玉川の流れと両岸

玉川:訪れた四川の中では最も水量が豊富。ここも桜並木があります

玉水駅から 跨線水路橋

玉水駅ホームから、跨線水路橋を望む

​青谷川

​​山城多賀~山城青谷にある青谷川は隧道で潜ります。

青谷川T 山城多賀側.jpg

青谷川隧道 山城多賀側

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青谷川沿いには、家屋も建っている

青谷川T 山城青谷側から.jpg

山城青谷側からは、青谷川沿いに走る、交通量の多い国道307号の橋桁が見える

天井川と草津線

琵琶湖に注ぐ川(支流も含め)も天井川が多くみられるようです。ここでは、草津線(草津~柘植)の甲西~三雲にある

​「大砂川トンネル」を紹介します(明治22年 1889年 関西鉄道により建設)

草津線 大砂川トンネル.jpg

大砂川トンネル(三雲方)

大沙皮下流方

堤の上の大沙川下流方。普段は水は流れていない。

大沙川上流方

堤の上の大沙川上流方

吉永のマンポ 旧東海道トンネル

​草津線沿いにある旧東海道にも「吉永のマンポ」と呼ばれる隧道があります

坑門西方の登り口

​旧東海道隧道の西側には、堤に上がる小径があります。

隧道案内板

​案内板。隧道ができる以前の天井川の渡り方等が記されています。

大沙川トンネルを潜り三雲駅に向かう.jpg

​大砂川トンネルを出て、三雲駅に向かう京都(深緑)色の113系

大砂川トンネル 甲西方

​大砂川トンネルの甲西方、平野部を一直線に伸びる鉄路

221系

​大砂川トンネルを出て甲西に向かう221系電車(天井川の岸からの眺望)